概要
ニース・ジェファ。・の親友。ホグワーツ魔法魔術学校グリフィンドール寮に所属する女子生徒で、とは同級生。
マグル界で育ったとリリーに対し、両親共に魔法使いの一般的な家庭に生まれた。恋愛に臆病なふたりに発破をかける役割を担う。
人物
名前
ファーストネームの「ニース」はフランスの観光地として有名なニースに由来する。ニースはジェファ夫妻がハネムーンに出かけたところである。
恋人のブルーノ・ニファーは、ふたりきりのとき「ニース」Niceにかけて、彼女を「ナイス」nice(きれいだ)と呼ぶことがある。
外見
髪の色はブラウン、瞳の色はグレイ。日本の夏祭りでリリーに髪を結ってもらっていることから、それなりに長さはあるらしい。
来歴
1959年10月17日、魔法省役人の父親と、名高い製本師の母親との間に長女として生まれる。
1965年、病により母を亡くす。
1971年9月1日、ホグワーツ魔法魔術学校に入学。グリフィンドール寮に組み分けされ、・、リリー・エバンスと同室になる。
2年生のとき、ウィゼンガモット法廷で証言。彼女の証言により、アイビス・プライアは半年間の停学処分を受けることになった。
1978年6月、ホグワーツ魔法魔術学校を卒業。ダイアゴン横丁のフローリシュ&ブロッツ書店へ就職。同年、アルバニア研修から帰国したブルーノ・ニファーと結婚した。
性格・才能
1年生時はたびたび行動を共にするに対し、心の中で反発を募らせていたため、自らを抑え込んでいた可能性が高い。また、アイビス・プライアの計画に不本意ながらも手を貸したことから、わだかまりが解けたあともへの負い目を常に感じて学校生活を送っていた。しかし、5年生のとき同寮の上級生ブルーノ・ニファーと付き合い始めてから堂々たる風格を身に着け、やリリー、シリウス・ブラックさえ驚かせるようになる。それまで抑えてきた反動からか、自分の気持ちに正直であることを美徳と考えており、理性や恐怖心からブレーキをかけてしまうことのあるやリリーの背中を、やや強引に押す役割も果たすようになった。
魔法の腕に関しては特筆されていないため、可もなく不可もなくといったところか。日本の夏祭りでは射的が得意だった。優れた製本師だった母親を誇りに思っており、学生時代は図書館に通い様々な図書の装丁を研究していた。
人間関係
父親は魔法省勤め、母親は売れっ子の製本師だったため、幼少期に構ってもらった経験が乏しく、他人に甘えることを遠慮する傾向があった。しかし5年生のバレンタインから付き合い始めたブルーノにとても大事にされ、自信を持つようになったことで、他者との適切な距離のとり方を学んだ。
低学年時は同寮の同級生ジェームズ・ポッターに好意を寄せており、彼と親しいに反感を抱きながらも表面上は取り繕って接していた。しかしその気持ちをアイビスに利用され、間接的にを傷付けてしまったことで自己嫌悪に陥り、ジェームズへの恋は諦める。この事件をきっかけに、やリリーと腹を割って話ができる間柄になった。
・・(ルームメート)
・リリー・エバンス(ルームメート)
・ジェームズ・ポッター(同寮の同級生)
・リーマス・ジョン・ルーピン(同寮の同級生)
・スーザン・ウィットウェル(同寮の同級生。仲良しグループのひとり)
・マデリン・モリンズ(同寮の同級生。仲良しグループのひとり)
・メイ・オルニー(同寮の同級生。仲良しグループのひとり)
・ブルーノ・ニファー(恋人)
財産
銀のブレスレット
六年生の誕生日にからプレゼントされた。ハートのモチーフが連なったもの。
日本のお守り
日本旅行の際、全員とお揃いで購入した開運厄除のお守り。鈴がついている。